治具の目的

1. 製品の精度を向上し、互換性をあたえる。
2. 治具に取り付け後ただちに容易に加工できる。
3. 一部検査工程を省ける。
4. 比較的熟練を要しない。
5. 生産性の向上。
6. 加工不良が少なくなる。
7. オペレ−ターの負担が少なくなる。

治具製作の原則

1. 加工物の個数と治具コストとの比較、経済性を検討。
2. 過去の治具つくりのノウハウの結集。
3. 現在もっている治具の利用を考慮。
4. 一般市販規格部品をできるだけ使用。
5. 加工物の加工状態ができるだけ確認できるようにする。
6. 治具の締め付け要素はできるだけ同一の要素を使用。
7. 治具に間違った加工物を取り付けないよう工夫する。
8. 治具に加工物を取り付け時、オペレ−ターの安全を考慮する。